ご存じアルセニオ・ロドリーゲスが、アンソニア(Ansonia)レーベルに残した2枚のアルバムの内のVOL.2の全曲復刻(曲順はシャッフル)です。録音は、1960年と言われています。トレスの電気増幅を推し進め、サウンドもバンド全体で突き進むアグレッシヴさをますます強調した、1960年代以降のアルセニオ・サウンドがほぼ完成した時期でもあります。収録曲は、半分はVOL,1と違って、1曲を除いてアルセニオの曲。VOL.1より、ややアグレッシヴさがより強いと思われます。また、名歌手で、名曲も多く残したマルセリーノ・ゲーラが歌手で参加しているのも注目です。
このあたりのサウンドが、サルサのミュージシャンにリスペクトされ、サルサに直接的に影響を与えたのだと思われます。
音質はまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CDが封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Necesito una Mujer Cocinera (Son Montuno)
2. Quiero Mucho a Mi Suegra (Son Montuno)
3. Lo Que Le Pasó a Luisita (Guaguancó)
4. ¿quién Soy? (Cha Cha Cha)
5. Sueltala (Son Montuno)
6. Adiós Carmelina (Montuno Oriental)
7. Jugando al Siló (Montuno Boogaloo)
8. Maldita Droga (Bolero)
9. Papa Upa (Son Montuno)
10. No He Visto a Caridad (Son Montuno)
11. La Realidad (Cha Cha Cha)
12. Cuba Llora (Lamento Guajiro)
Cantan:
Marcelino Guerra
Cerón
Berríos
(LP, Ansonia ALP-1418)