☆アン・ブリッグス /アン・ブリッグス(2019年リイシュー)
レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジも、フェアポート・コンヴェンションのサンディ・デニーも恋をした、「英国フォークの永遠の恋人」アン・ブリッグスのファースト・アルバムが、2019年で創業80年を迎えた英国の名門レーベル、トピック・レコードより特別仕様でリイシューされた。50年代英国を席巻したフォーク・リヴァイヴァル・ムーヴメント。最盛期を迎えた60年代には、才能豊かなアーティストたちが続々と頭角を現したが、その中でもその可憐な歌声と美貌でカルト的な人気を博したのがこのアン・ブリッグスだった。1曲目に収録された「ブラックウォーター・サイド」は彼女の素朴な歌声と繊細なギター演奏で織りなされる美しいトラッド・ソングだが、レッド・ツェッペリンの「ブラック・マウンテン・サイド」の原曲としても有名。同梱のブックレットには彼女直筆による手紙などをはじめとする貴重写真も掲載するなど、豪華な仕様になっている。 (サプライヤーインフォより)
う〜ん、若旦那<注・お得さまです>は、ミントでオリジナルLPを持っているそーですよ。高いんでしょうねえ、と言ったら、「そりゃあ〜」と言っていました。改めて、聴いてみて、やっぱりイイ歌い手でしたねえ、アン・ブリッグス、美人だし。オススメしたいと思います。北米フォークの洗礼を受けたであろうリヴァイヴァリストということで、やっぱり、例えば本CDと同時再発売された民謡ファミリー生まれの>シャーリー・コリンズあたりとは、ちょっと違うわけですね。でも、そのちょっとの違いが生む歌の風合い、その染み入るような清々しさが格別です。バート・ヤンシュに教えられたというギター、巧まずシンプルなスリーフィンガーも、柔らかなストロークも、アン・ブリッグスの微かにカスレ柔和に響くようなヴォイスにピッタリです。改めて、オススメしたいと思います。
1. Blackwater Side
2. The Snow It Melts The Soonest
3. Willie O’ Winsbury
4. Go Your Way (My Love)
5. Thorneymoor Woods
6. The Cuckoo
7. Reynardine
8. Young Tambling
9. Living By The Water
10. Maa Bonny Lad