サンパウロ生まれの34歳、アンナ・セットンはバーやパーティーでサンバやショーロを歌い続けて14年、ベテラン音楽家トッキーニョのシンガーとしてツアーに同行しブラジル国内からアルゼンチン、チリ、イタリアからスペインまで演奏興行に携わった経歴を持ちます。初のソロ作となる本作では『エレガント』という形容詞が真っ先に浮かぶほどに洗練研磨されたインタープリーターぶりを発揮。カエターノ・ヴェローゾが初出ではガル・コスタに提供したm-4″Minha Voz, Minha Vida”や、ドリヴァル・カイミの”m-7A Lenda do Abaeté”、ナット・キング・コールが歌って有名になったエデン・アーベスm-6″Nature Boy”などを現代的に解釈しているほか、m-1″Baião da Dora”、m-3″Toada” 、とブラジル所以のリズムを司った楽曲をジャズの手法で。これらは本盤の全アレンジを手がけるピアノ奏者エドゥ・サンギラルヂによるもので、歌詞はアンナ・セットンが自ら。ツアーに帯同したトッキーニョと名作詞家パウロ・セーザル・ピニェイロが共作で参加したm-9″Roda da Sorte”なども。プロデュースはスワミ・ジュニオール、ミックスはヒカルド・モスカ、マスタリングはカルロス・フレイタス、egのヴィニシウス・ゴメスやbのブルーノ・ミゴットの小技、適材適所に配された人材が生み出した絶妙な黄金比。E式Wポケット・ペーパースリーヴのCD仕様でどうぞ。(サプライヤーインフォより)
Ficha técnica Edu Sangirardi – piano Bruno Migotto – contrabaixo Vinicius Gomes – guitarra Jonatas Sansão – bateria Gravação – Daniel Tápia e Fellipe Bauldauf Mix – Ricardo Mosca Direção – Daniel Barjas Câmeras – Paulinho Caruso e Chico Mitre Edição – João Macfarland e Chico Mitre Colorista – Marco Oliveira (Core Color Grading Services) Gravado no Estúdio Arsis, São Paulo, agosto de 2018