ANDRÉ REPIZO / TODAS ESSAS COISAS

彼の美意識は明確で一貫した思考のラインを持ち、絶妙なパフォーマンスで私たちを魅了します。 – デボラ・グルジェル
ダニ&デボラ・グルジェルでの活動のほか、様々な作編曲、音楽学校CLAMでの指導などサンパウロのノーヴォス・コンポジトーレスを始めとするシーンの発展に大きく寄与したデボラ・グルジェルが、このアンドレ・ヘピゾのコンポジションを初めて聞いた時に「このジーニアスなピアノ奏者はどこから現れたのか。」と驚き、作品としてレコーディングするよう薦めたと言います。アンドレ・ヘピゾはUNESPでピアノの修士課程を、カルロス・カンポス・ヂ・タトゥイーでクラシックの教授にも師事を受け博士号を習得。CLAMのプロジェクトや、交響楽団のソリスト、バッカレッリ・インスチチュートやフリーダム・ビッグ・バンドでも活躍。トニーニョ・フェハグッチ(acc)やダニエル・ヂ・アルカンタラ(tp)、米国のジャズマンとも共演し、ブラジル・ジャズ・エリートともいうべきキャリアを築いています。さて、この初アルバムでは、美しい叙情風景を描き出すソロ・ピアノのワルツに始まり、カイオ・ミラン(drs)らとピアノ・トリオ編成で曲名通りのセンチメンタリズムを見せるm-2″Bossa sentimental”、澄んだハーモニーにメランコリー成分を感じずにおれないm-3″Arabescos”、E.ナザレー流儀のサロン室内楽m-4″O Poeta chorou”、友人から教えてもらい、この作品のモチーフとなった詩人カルロス・ドルモンド・ヂ・アンドラーヂの書籍、読んではいませんがその物語性を彷彿とさせるドラマティックな展開を節々に見せる自作曲群。ファビオ・マルチネス(b)のアルコ弾きが際立つ変拍子仕立てのm-7″Adorno para emoção”などもあり、清涼なサンパウロ産コンテンポラリー・ジャズのエッセンス、スリリングなポリリズムの応酬、サロン・ミュージックの穏やかな表情、どれもが詰まったハイスペックなブラジリアン・ピアノ作品。(サプライヤーインフォより)

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