ANATOLI MARGIOLA, DIMITRIS SINTOS / KOKKINI KLOSTI


待っていました…>こちら、2018年のディミトリス・カラスのアルバムに参加していて、イイ声だなあと、溜息をつかせてくれた女性歌手、アナトリ・マリオーラ、彼女がすべての曲を歌っているファースト・アルバム(2021年作)ですね。
彼女の facebook を見ても、年齢や出身の表記はありませんでしたが、本作連名の名義人となっている音楽家、東マケドニア〜トラキアはドラマのヴォラカ出身となるマルチな弦楽器奏者にしてアレンジャー、ミキサー、そして作曲家のディミトリス・シドスが言うことには、もう20年も前からマリオーラとは知り合いだった、ということですから、マリオーラの年齢や出身を推し量ることもでるでしょうが、ま、それはともかく、ある意味、ギリシャのローカルな音楽シーンの層の厚さを感じさせる作ということにもなるでしょう(これだけ実力がある歌い手なのに、やっと連名とはいえ、デビュー作を出せた訳ですからね)。
シドス自身は2011年にファースト・アルバムをリリースしていますから、この作が、10年ぶりのセカンドということになりますが、その間、さまざまな仕事を積み重ねて来たようです。当店入荷品としては、>こちらはじめ、アスパシア・ストラティグゥの諸作でもイイ仕事を聞かせてくれました。なるほどアナトリ・マリオーラ、そしてアスパシアと並べてみれば、シドスのアコースティックな仕事に似合う女性歌手像が浮かび上がってくるわけですね。
というわけで、20年も前から知り合いだったというマリオーラとシドス、アルバムのタイトル通り『赤い糸』で結ばれた仲?だったのかも知れませんが、ともあれ、素直で癖のない澄んだ発声のマリオーラの歌声が、どこか東方的にも聞こえる弦アンサンブルが生み出す空気感の中、様々な、ギリシャ北部のフォークロアを想わせるメロディーを紡ぎ出す収録曲の並び、余計なものが何もなく、何気なくも極上の取り合わせと感じます。〜こちら、3回目の入荷にして、やっとHPにUPすることが叶った人気盤です。
 
 
1 Κόκκινη κλωστή 3:40
2 Κοκκινοσκουφίτσα 4:00
3 Φλέρτ 3:46
4 Το ρόδο 3:40
5 Πυξίδα 3:13
6 Δέντρο 3:57
7 Τώρα φοβάμαι 4:03
8 Μάγισσα 5:19
9 Καημέ μου 6:30
 
Backing Vocals – Achiléas Margiólas
Baglama, Classical Guitar – Vasílis Prodrómou
Bouzouki – Fotis Vergopoulos, Manólis Páppos
Cello – Déspoina Spanoú
Clarinet – Dionýsis Theodósis
Drums – Thános Tselempís
Lavta – Níkos Mérminkas
Lute – Giórgos Michailídis
Percussion – Michális Bakális
Viola – Fótis Siótas
Violin – Iásonas Ktenás, Michális Tzichánis
Vocals – Anatolí Margióla
Arrange,  Guitar, Double Bass, Kaval, Piano – Dimítris Síntos

 


go top