エジプトの女性歌手、アマール・マヘルの4年ぶり4枚目のアルバムが発売されました。現在エジプトで活躍する女性歌手といえば、アンガームやシェリーンが有名ですが、歌唱力においてはこのアマールも2人に負けず劣らずの実力派の歌手の一人といっていいでしょう。スタイルは前作同様シャバービーですが、レバノン発のものとは一線を画く、生音に近い音作りに好感が持てます。ストリングス、アラビック・パーカッションを取り入れ、しっかりと唄を聴かせるサウンドプロダクションは大正解といったところでしょう。ウム・クルスームからの影響を公言しているアマールですが、偉大なる先人の魂を受け継ぐ現代の歌姫になることを期待せずにいられない秀作です。(サプライヤーインフォより)
>こちらでも紹介されています(無断リンクすみません)!
なんだかレトロなB級SF日本映画の宇宙人に扮した当時の在日白人女優といった趣きのジャケにカナリ引きましたが、ま、それはそれとして、これはイイですねえ!
エジプト女性としての歌いまわしの特徴というものが奈辺に宿るものか(レバノン女性POP系の歌い口を感じこそすれ)、そこんところ聴きこみが足りないのか不勉強なのか、よくわかりませんが(が、ウム・クルスームの薫陶を受けているのだから無いハズは無い?)、ま、それはそれとして、この歌い口、その力の抜き具合は貴重かと。
1. Seket El Salama
2. Welad El Nahardah
3. Ana Habbitak
4. Bahibbak
5. Ayam Matetawadsh
6. Zrofy Saaba
7. Mahontesh Alaia
8. Ghelet Ana
9. Mafehash Badeen
10. Zekrayatna