インターネット調べても、その経歴とかは全然出て来ないんですが、ご本人が FACEBOOK やっていて、基本データを見ると音楽監督/ ミュージシャンとなってました。唯一英語で読める記事には “Living Apala music legend” がテキサス公演を終えて戻ってきた、とあり。で、それは2012年の記事なんですが、折よく彼の古い音源のCD化も始まっている、みたいなことも書いてありましたから(おそらくこの4枚以外にもリリースされているものかと)、現役であり、レジェンドであるということはわかります(70年代から歌い出したと思われますが)。
で、そういうことはともかく、FACEBOOK “友達” 欄のところに見覚えのあるお顔が…、って、いつもお世話になっている bunboni さんが、ちゃっかり?この通称ラジ・オウォニココさんと友達になってるのでした。何というか、脱帽ものですな。
で、そのCDの内容ですが、どれもこれもそう悪くない、というか相当イイですよ。アパラらしい歌い口ですが、もともとの声質がアインラ・オモウラやハルナ・イショラみたいに獰猛?な雰囲気ではありませんので、ヨルバならではの節まわしや歌い口というものがストレートに伝わる印象、ちょっとサカラっぽいようなリズム感&浪曲、語りものみたいな味わいも感じられます…。
で、ザッと聴いた感想ですが、”ORO IJA KO” 音質的には一番古い感じがします。声も若いのでコレが一番古い録音かも知れません。が、LP起こし。”NO SWEAT NOSWEET” こちらもLP起こし、ですが、音質は良好。ミディアムアップな調子でドゥンドゥンがよくうねっていて、いかにもアパラな感じ。こちらが一番聴き応えあります。”ONIMOTO” (LP起こし)もドゥンドゥンがウネッてますね、でも歌い口は渋いですねえ!“IJAPARI” のバックが一番モダンと感じます(ちょっとフジっぽいミディアム・アップ)。ドラムセットも聞こえます。が、コーラスも多用の歌い口はやはり渋さを残しています。
向かって左から〜たぶん古い順にということになるかと思うんですが(内容から判断して)。
ORO IJA KO 〜再入荷待ち / NO SWEAT NO SWEET 在庫あり
ONIMOTO 在庫あり/ IJAPARI 在庫あり
▽参考