AL BILALI SOUDAN / TOMBOUCTOU

>こちらで紹介されていました(いつもながら陳謝&感謝)!
マリのサハラ周縁の地に住まうトゥアレグ人のグリオによる冠婚や祝祭のダンス音楽、“タカンバ”、そのタカンバにおける古都トゥンブクトゥでの代表格と思しき、アバロウ・ヤタラ率いるアル・ビラリ・スーダンの新作となります。前作は>こちらで、純アコースティックでしたが、この新作では、テハルダント(弦楽器ンゴニと同じ、タマシェク語ではそう呼びます)がアンプリファイドされ、エレキ化されていています。そのテハルダント3本のうち1本はベース・パートを受け持ち、大型の瓢箪を2つに割った打楽器、カラバシ2台も加わり、そこに、アバロウのヴォーカル&メンバーの随唱がつくだけの至ってシンプルな演奏スタイルですが、見事に、タカンバという音楽がキープするデザート・ブルースの原石的迫力を増幅することに成功した作とでも言えるでしょうか。クラクラするような、トゥアレグならではのトランシーな感覚に溢れるテハルダント重奏にまず圧倒されてしまいますが、そこに、大地をダイレクトに叩いているようなカラバシのビート、そして、砂漠を渡る熱い風、照りつける太陽を感じさせる秀逸なCDジャケそのままのアバロウの歌声が、またシブイ!

Al Bilali Soudan are Abellaw Yattara, Aboubacrine Yattara, Mohamed Ag Abellaw, and Thialé Ag Aboubacrine. Fathers and sons, uncles and cousins. Forgeron, griot, bards from Tombouctou/Timbuktu, Northern Mali instrumentation is tehardant/ngoni and calabash. Traditional repertoire adapted and improvised. Lightning fast, sometimes looping, sometimes lyrical. This is dance music, this is culture preserved, this is to encourage people who have fled from their homes. This is modern music performed on ancient instruments. Like the polyglot region where they live, their lyrics are in Tamasheq, Songhai, French and English Al Bilali Soudan perform frequently at celebrations and festivals.(メーカーインフォより)

1.Khadeïdja
2.Addarajat
3.Djaba
4.Mariama
5.Yermakoi
6.Hoummaïssa
7.Tabaïtara

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