中東打楽器とハープ。この究極にアコースティックな楽器を組み合わせ、中東、スペイン、そしてアジアを紡ぐ音世界を見事に表現したのが、本アルバム『LIGHT OF THE ANCIENTS (古代の光) 』です。
そのサウンドはまさに、中東やヨーロッパの中世を思わせるもので、録音技術のすばらしさと共に、聞くものをその時代に連れて行ってくれるような不思議な音群です。
演奏されている曲は、まず13世紀にスペインで賢王アルフォンソ10世により編纂された“聖母マリアの頌歌(カンティーガス・デ・サンタ・マリーア)”の中の曲。
そして、アジアの民族音楽に造詣が深くその作品には民族的なリズムや旋律が用いられることの多かったアメリカ人作曲家ルー ハリソン(2013年に没10年を迎えた)の作品。
さらに、チグリスとユーフラテス川流域にかつて存在した古代都市ラガッシュへ想いを、アラブ音楽の要素を取り入れて書いたオリジナル曲。
さらに、この究極にアコースティックな楽器のアンサンブルを最大限に収録すべく、録音は青山のビクター・スタジオで、元ビクター・スタジオ・チーフエンジニア、高田 英男氏によって録音~ミックスが行われました。
最高の環境と最高の技術で、まさに楽器の鳴るその一瞬の空気感までもパッケージされた音質も、このアルバムの特質すべきところです。
ワールド・ファンからヨーロッパ音楽ファン、古楽ファン、アラブ音楽ファンまで、納得いただける内容です。(以上、メーカーインフォより)
Cantigas de Santa Maria / Alfonso X el Sabio
1. Maravillosos e piadosos – Cantigas de Santa Maria No. 139
2. Do dem’ a perfia – Cantigas de Santa Maria No. 285
3. Quen a omagen da Virgen – Cantigas de Santa Mar?a No. 353
4. Gran piadad’ e mercee e nobreza – Cantigas de Santa Mar?a No. 105
5. Da que Deus mamou – Cantigas de Santa Mar?a No. 77
6. Lagash
A Collection of Lou Harrison’s Works
7. Avalokiteshvara Version I
8. Serenade
9. Jahla in the form of a Ductia
10. Music for Bill and Me
11. Sonata in Ishartum
12. Beverly’s Troubadour Piece
13. Avalokiteshvara Version II