コロンビア北岸(カリブ海沿岸)の黒人コミュニティー(元はと言えば逃亡奴隷の隠れ里、パレンケの子孫たち)から発したアフロ・カリビアン音楽 “チャンペタ” シーンにおいて、1980年代に大きな人気を誇ったギタリストにしてバンド・リーダー、アベラルド・カルボノのベスト盤がヴァンピソウルからリリース!コロンビア北岸ならではのミックス感覚で、クンビア&ソン・カリベーニョにトリニダードのソカやアフロビート、ルンバ・コンゴレーズ(多くのパレンケ住民たちは古くはコンゴ系の血筋)をフージョンしたそのサウンドは、キッチリ、チャンペタ路線スタンダードですが、やっぱり聞き物はそのひょーきんなヴォーカル&エレキギターでしょうか!サーフというかモンドというか、ペルーのチーチャにも似た独特の惚けたアクのあるギターが、鄙びたヴァイタリティーを見せるヴォーカルとともにファンキーに炸裂しています!
http://www.youtube.com/watch?v=yrYjY8nzoRQ