ハイチの宝、として尊敬されているのアゾールによるタイコや唄は、チロロ直系と言えるもので、アフリカ起源のヴードゥー教や民間で伝承されてきたタイコや唄のエッセンスを凝縮、誰でも楽しめるような演奏です。本作も全編でハイチのタイコの「メロディアスである」という特徴が表出されていて、スローからエキサイティングなナンバーまで、タイコと唄だけと言うことを忘れさせてくれるような曲が全編に並んでいます。本作は、2002年のカリブフェスタに自己のバンド RACINE MAPOU de AZOR での来日公演後、愛弟子のシメオン・ジェロームと共に名古屋のライブハウス「得三」で行った演奏を記録したものです。≪なお、本CDの売り上げの中から1枚につき500円をハイチの復興を支援するNGOに寄付いたします≫