管楽器主体の編成を特徴とする、コンテンポラリーなイタリアのバンダの一角をなす、バンダカダブラ。2005年にトリノで結成されたアーバン派です。本作は15年のアルバム。トランペット、サックス、トロンボーン、チューバなどの管楽器+打楽器のみの本格派ブラスバンドで、ジャズ・スタンダード「キャラバン」をスカ化した「スキャラバン」、ゴラン・ブレゴヴィッチ作でボバン・マルゴヴィッチらが演じたエミール・クストリッツァの映画『アンダーグラウンド』の挿入曲、ラテン名曲「ペルフィデイア」「キサス、キサス、キサス」、デューク・エリントンのナンバーやW・C・ハンディのお馴染み「セントルイス・ブルース」、ジプシーブラスの人気グループ、コチャニ・オーケスターのナンバーまで華やかに演じています。ライヴ録音で、パーティバンドとしての持ち味も発揮されていますね。「スローフード」の提唱者カルロ・ペトリーニも彼らのファンのようで、ブックレットに文章が寄せられています。(サプライヤーインフォより)