バンバ・デンベレ(元シュペール・ジャタ・バンド SUPER DJATA BANDの打楽器奏者) が、2012年に結成したギター3本、ベース、ドラムス、パーカッション、ヴォーカルの7人組のバンドです。久しぶりにマリはワスル地方のグループが登場!というわけで、これは注目ですね(と、サプライヤーさんの紹介文を参考に書き始めたところで、既に >”AFTER YOU” さんで紹介されているのを発見!早い!…というわけで無断リンクすみません!)。まったく、仰せの通りのリード・ヴォーカル、この人、まだ若いと見えますがイイ歌い手です。比較的ミディアorアップな曲調の多い中、昔 “ワスル音頭” なんて言われていたあの感じとは一味違うタイトでディープなペンタトニック・ヴォーカルを聞かせてくれます。そこに切り込むツインリード・ギターがまた達者、ことに左利きで弦を上下逆に張って弾きまくるオヤジ、指はよく動くしいいトーンのギターです。曲によって聞こえる女性コーラスやバラフォンも効いています。ワスルらしい、バンバラらしい雰囲気を強調してくれますよ。まだまだアフリカ、もう幾らでもいいグループ出て来そう?