Ebru Gerçek Karaer & Muharrem Karaer 〜ファーストネームをあわせて、EBRULIMUHARREM ということで、ロンドンを拠点に活動するというエブルとムハレームのカラエル夫婦によるヴォーカル(&ピアノ)をメインとするユニット、エブリムハーレムのセカンド・アルバムとなります。いかにも、一度外に出て(ロンドンから)再発見したトルコ音楽の面白さをファンク仕立てで再構築しちゃいました、という感じの作りですが、コレが結構、トルコ音楽の潜在的面白さを抽出しているよーな気がして、新しいですねえ。ややコロンブスの卵っぽいところもありますが、エブル女声&ムハレーム男声の歌がまた、トルコ歌謡の哀感をデフォルメして演じているうちにその気なっちゃいました、みたいなところがあって、コレまた結構耳に残ります。にしてもエブル、歌ウマ!〜ま、いずれにせよファンキーです、お試しあれ。