キンテートと名乗りながらも6人組です。ジム・ジャーメッシュ映画のダウン・バイ・ロウから取ったというバンド名 >Belle Chase Hotel のメンバーであり、〜俳優で脚本も書き、映画監督でもあり、そして、ギターを弾き作詞作曲もこなす歌い手、JPシモンイス(JP Simões)が、同じくBelle Chase Hotel のメンバー、ギター&ピアノのセルジオ・コスタとともに結成したリスボン拠点のグループです。キンテート・タチの “タチ”は、映画監督ジャック・タチから取られたそうです。2004年に本アルバムでデビュー、が、2005年には解散してしまいました。あっけない。が、いかにもポルトガルらしいサウダーデがJAZZYかつWALTZでLATINでボサな演奏に溶け込んだ逸品。少しばかり物憂げなJPシモンイスの歌い口も、長年の愛聴に耐えるものがあります。〜で、どちらかと言えばこちらは映像的な作品、通常ならばあまり“映像的な音”、というものは好まない当方なんですが、さすが、映画作家を兼ねるSSW率いるキンテート(6人組ですけど)ということで、映像的であることと、音楽的であることがスレ違わない出来なんですね、たぶん。
1 Valsa Quase Antidepressiva 3:19
2 Rumba Dos Inadaptados (Ou A Morte Do Jovem Contribuinte) 3:20
3 Suor E Fantasia 3:32
4 Carta Tardia 3:27
5 Domingo Sem Deus 3:02
6 Um Fado Qualquer 3:09
7 A Flor Da Vida, A Arte Do Encontro, Etc 3:53
8 No Jazz 3:15
9 Vai Já Passar 3:04
10 Inventário Marítimo 4:29
11 Uma Para O Caminho 3:23
12 Créditos Finais 2:49
*外函のみに、些少経年劣化のある中古盤で、在庫あります。ジャケ、CDに問題はありません。¥3000