砂漠の詩とサイケが交錯する、モーリタニアの声!
モーリタニアのグリオー音楽を革新する歌姫が、約9年ぶりとなる待望の新作を発表。独自のハープ=アルディンを奏で、妖艶で力強い歌声を響かせるセイマリは、モーリタニアの古典詩やグリオーのレパートリを基盤にしつつ、現代的なロック感覚を融合させた唯一無二のスタイルを持っています。本作では、ギタリストで夫のジェイチ・ウルド・シガリが灼熱のサハラを思わせる即興を繰り広げ、ベーシストのウスマン・トゥーレとドラマー/共同プロデューサーのマシュー・ティナリが分厚いリズムを構築。砂漠のブルースのスピリットとモーリタニア伝統音楽が激しく交錯し、トランス感覚に満ちた〈デザート・サイケ〉の最前線が広がります。
〜サプライヤーインフォより
来日もあった、モーリタニアの有名グリオ家系に生まれた女性歌手、なんと、いつの間にか、9年ぶりだという新作。乾いた弦音のハープ型弦楽器、アルディンを弾き語りで歌うスタイルに変化はない。夫君ジェイチによるファランジャー掛け過ぎギター同伴スタイルにも大きな変化はなし。が、リズム・パターンやアレンジのあり方は多彩さを増し、いっそうサイケデリックかつデザート・ブルース風のロック色が前面に押し出された仕上がりとなった。その意味では、やや過剰プロデュース気味?なのかも知れないが、そんな、ヤワな歌の持ち主ではないからご心配無用、乾燥した大気を切り裂くような?この声だけでもオカワリできる!
1. Bidayett Lehjibb
2. Lehjibb
3. Gureh
4. Wezeun (Lebtet)
5. Knou
6. Moughadim Karr
7. Jraad
8. Radatt Lebiyaad
9. Tassirit
10. El Vaz (Seni Karr)
11. Ch’tib (Naha)
12. Wezeun (Vaghou)
13. Hagala Geyeul
14. Wezeun (Likhal Karr)
15. Lebleida
NOURA MINT SEYMALI / TZENNI
SONA JOBARTEH / FASIYA
KADY DIARRA / NOUMOU
MANSOUR SECK / YELAYO