LIAM BAILEY / ZERO GRACE

これは傑作!イギリス人の母とジャマイカ系イギリス人2世の父を持ち、イギリスのノッティンガムで生まれ育ったリアム・ベイリー。ビッグ・クラウンからは4年振り2枚目のアルバム。再びレオン・マイケルズをプロデューサーに迎えた素晴らしい作品。

以下レーベル資料より
「実際、レオン・マイケルズとビッグ・クラウン・レコードとの仕事は、リアムが自分らしくあることを後押ししてくれた。アルバムのオープニングを飾る(1)”Holding On”でベイリーが語るのは、目の前の世界を見渡すときの観察と恐れ、そして個人的な試練と苦難の向こう側に立つために必要なひたむきさだ。(4)”Dance With Me”は、レゲエ初期のジャマイカで生まれた素晴らしいソウル・レコードを彷彿とさせる、瞬時に魅了されるツーステッパーだ。ベイリーが新しい愛を見つけたいとダンスに足を踏み入れ、私たちをダンスフロアに引きずり出す。(6)”Disorder Starts At Home”もまた、彼が幼少期の混沌とした時期から苦しんできた困難と、それを乗り越えていく過程を歌った、胸に迫る曲だ。(7)”Mercy Tree”はレゲエ・レベル・ミュージックの力作だ。ベイリーが人類を悩ます人種間の緊張を取り上げ、平等を育むために立ち上がり、自分の役割を果たすよう皆を励ます。不公正の宣言として始まったこの曲は、行動への呼びかけと希望へのインスピレーションへと変わる。
ベイリーがまた、ジャンルを横断しながらも一貫性のあるアルバムを作り上げた。タイトルの『Zero Grace』は、彼の奔放なエネルギーを表している。彼は自分の心に袖を通し、フィルターなしで自分の考えを話し、自分の野心に関わることでは形式的なことはほとんど気にしない。彼は決して束縛されることはない。ひとつ確かなことは、彼の才能がそれを物語っているということであり、それはこのアルバムで存分に発揮されている」

SIDE A
1. Holding On
2. Dumb
3. Sekkle Down
4. Boy
5. Dance With Me
6. Disorder Starts At Home
SIDE B
1. Mercy Tree
2. Sour Wine
3. Canary In The Colemine
4. Winter Is Within Thee
5. I Got No Answers
6. Light Up The Darkness

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