大谷氏 / 狂った世界で

「鬼才、大谷氏が放つバンド編、強力盤 !! 狂った社会に一石投じるも多分、届かず !!」という帯の惹句も秀逸!が、届く人には届く。
世間では、野球方面とかで日米を沸かせている大谷さんもいるが、わたしの店では大谷氏の新作だ。今かかってるの何ですか?と、今日も、おふたりから尋ねられた。で、2枚売れた、という風にならないところが、またシブイ!あるいは以前、自宅で前作を聞いていたら、女房に、コレ誰?と聞かれて大谷氏と応えると、大きい田螺(タニシ)って、変なアーティスト名…と、言われたこともある。だから何だ?ということにもなるが、そーいうことはともかく、大谷氏を甘く見るな、と言いたい。エチオ〜スーダン音頭も消化、歌う言葉は全部、自分の言葉だ。

以下、リリース・インフォメーションより

大谷氏からのコメント
「いわゆるコロナ禍の数年間の間に書き上げた作品中心のアルバムです。前作「地道の活動」が内省的なアコースティックナンバー中心だったの に対し今作「狂った世界で」は外に向けたバンド作品中心となっていますが、もちろん声高に正義を叫ぶようなモノでは無く、どれも大谷流アレンジを施した作品となっております。どうか騙されたと思って聴いていただけたら幸いです。」

1.狂った世界で
2.違和感
3.荒野にて
4.ゲスト・コメンテーター
5.大切なモノ
6.今日の私は花模様
7.ソウル・ディスタンス
8.髭剃りレゲエ
9.マスクマン・ブルース
10.詩人は冷たい土の下で眠る

全詞曲・大谷氏

●バンドミュージャン
・大谷氏(ボーカル・ギター・ハーモニカ・パーカッション)
・とっちゃん(シンセ)
・後藤年朗(ギター)
・なるさん(ベース)
・なるせかつこ(ドラム・パーカッション) (コーラス)1、5、8

●ゲスト・ミュージシャン
・太田恵資(ヴァイオリン)4、5、7
・こまどり(サックス)5.7、(トロンボーン)8
・Sao(コーラス)1.8
・くす美(コーラス)1、8

●10「詩人は冷たい土の下で眠る」
~「哀愁のホルモン鉄道」アウトテイクス(2016年5月レコーディング)
・後藤年朗(ギター) ・松永明玄(ベース)・とっちゃん(シンセ)
・ヤマダベン(ドラム) ・石川浩司(パーカッション)

制作・荒野レコード
録音・MIX・マスタリング・菱沼健
ジャケット絵・くす美
ブックレット制作・安田昌功(作業)

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