MASHOMBE BLUE JEANSとMALAWI MOUSE BOYSを足したD.I.Y集団が、道ばたのラジオでクドゥロやシャンガーンを聞いてしまい、取り急ぎイスでも叩いて真似しまったような 辺境貧乏アフロトランス音楽FROM タンザニア! その名もジャグワ・ミュージックがクラムドから届きました。サラームの友人でタンザニアに2年暮らしていたHさんによると、タイトルの「ボンゴ」とはスワヒリ語で「クールな、アーバンな」を意味するとのこと。MVを見る限り全くアーバンな感じは受けませんが、アーバンに憧れてるカッペ・ガイズといったところでしょうか? 非常に鳴りの悪い手作り太鼓数名によるBPM180前後の高速ポリリズムに1980年代のカシオトーン(当時の推定価格100ドル前後)がRhythim is Rhythim「STRINGS OF LIFE」や電気GROOVE「虹」を思わすシンセリフを弾き(そんな訳ないって?)、男性MCがスワヒリ語でアッパーに歌いまくり、まわりでセクシーな女性ダンサーたちが踊り狂う。
Mchirikuというスタイルでダル・エス・サラーム郊外のゲットーで大人気、結成20年とのことですが、20年間こんな壊れた音楽性を保ち続けるってだけでスゴイかもしれません。
田舎の漁村を舞台に繰り広げられる爽やかな恋愛模様を描いたMVがナイスです。
こちらはデンマークのロスキレフェスティバル2011に出演時