ビルマ古典 / 仏教歌謡の端正かつ奔放、序破急あり&変調ありの繊細柔和な、たゆたう女声の歌世界が味わえるソーサーダトン、おそらく00年代後半のアルバムでしょう。過日入荷の近年作 / やはり仏教歌謡の >”SAE KOE LONE NAE AUNG PAR SAE (CDR)” と較べても、演奏&歌とも全く遜色ない出来ですが、詩の朗読みたいな曲があったり、とりわけゆったりとした曲があったり、アップテンポながらまったくダンスを誘わない“ミャンマー・タンズィン”系の摩訶不思議な曲があったりで、何ともヴァラエティに富んだ作品となっています。何よりも未だふくよかなご容姿をしていて!?お声も心なしかふくよか?これもまた強力オススメ盤の1枚です。ちょっと頭クラクラするような上座部仏教的音楽性?満載です。キーボードありエレキギターありの変幻自在な演奏の中にも、御仏の慈悲が溢れます!…