ALTIN GUN / ASK

〈フジロック2022〉で大旋風を巻き起こしたトルコ&オランダ混成バンド!
待望の新作はヴィンテージ・サウンドに拘った原点回帰作!

昨年夏、フジロック2022の最終日に登場し、会場にいた観衆のみならずインターネット中継を観たたくさんの音楽ファンが大絶賛を送ったのが、アルトゥン・ギュンの熱いステージングでした。さらに『CDジャーナル2022 秋号』には、音楽ライターの大石始さんによるリーダー:ジャスパーへのインタヴュー記事が掲載され、バンドの素顔が徐々に明らかになってきました。そんなアルトゥン・ギュンが2021年の『ヨル〜道』(ライス INR-7205)以来となるフィジカル・アルバムをドイツのGlitterbeatが制作、日本ではライスからリリースことになりました。
オランダ・アムステルダムを拠点にするアルトゥン・ギュンは、ここ数年トルコ国内外でリヴァイヴァル・ムーヴメントを巻き起こしてきた〈ターキッシュ・サイケデリア〉、もしくは〈アナドル・ロック〉の代表的グループとして知られています。60〜70年代にトルコで人気を博したアナトリア・フォークとサイケデリック・ロックとを融合したその音楽を、さらに現代化してきた彼らは、トルコ系の男女ふたりをフロントに据え、バックをオランダ人が支えるというスタイルでこれまで活動してきました。特に男性歌手のエルディンチによる優雅な歌唱と卓越したバーラマ演奏は同バンド最大の見所で、さらに女性歌手メルヴェのコケティッシュな存在はバンドに独特の艶を与えてくれます。
そんなアルトゥン・ギュンの通算5作目となるアルバム(4作目は配信のみの自主制作盤)が遂に完成。前作で魅せたレトロ・エレクトロ色から一転、「ただ家でデモを作るのではなく、バンドとして一緒にリハーサル・スペースに入り、一緒に音楽を創ることを目指した」とジャスパーが語っているように、ライヴで披露してきた彼らのナマの魅力を前面に押し出したヴィンテージなバンド・サウンドが、本作の大きな特徴です。取り上げているのはこれまで通りトルコに息づく民謡(ハルク)をアナドル・ロック的に再解釈したもので、息の合ったドラムズ&ベースにギター、パーカッション、さらにバーラマやアナログ風シンセの音色が絶妙に絡みあって、誰もが納得のできる「アルトゥン・ギュン・サウンド」がアルバム全体で感じることができます。
ハライチの澤部さんも大ファンを公言しているアルトゥン・ギュンは、再来日の気運も高まっているだけに、本作も絶対に外せません! (サプライヤーインフォより)

1. Badi Sabah Olmadan
2. Su Sızıyor
3. Leylim Ley
4. Dere Geliyor
5. Çıt Çıt Çedene
6. Rakıya Su Katamam
7. Canım Oy
8. Kalk Gidelim
9. Güzelliğin On Para Etmez
10. Doktor Civanım

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