★キング・アイソバ/ワーク・ハード
ガーナ音楽の伝統と最先端を両立させた〈ダミ声の怪人〉キング・アイソバが、満を持して新作を発表!
キング・アイソバ(1974年生まれ)は、1990年代よりガーナのヒップ・ライフ・シーンで活躍。その後ソロで活動を始めると、自身がルーツとして持つ伝統音楽〈コロゴ・ミュージック〉の現代化を目指すようになり、2014年の『ウィケッド・リーダーズ』で世界的な注目を浴びた。その彼が2017年の『1000・キャン・ダイ』以来となる新作を、ドイツを代表するレーベル〈グリッタービート〉から発表。10年来活動を共にしてきたオランダ人音楽家ジア(アーノルド・デ・ボーア)を今回もプロデューサーに起用し、ガーナ音楽の伝統と最先端のさらなる融合を目指したミクスチュアをここに構築してくれた。様々な社会問題を独自の視点で取り上げたメッセージと相俟って、アイソバの放つ音世界はさらにユニークな存在へと昇華した。(メーカーインフォより)
こちら>★でも紹介されています(無断リンク陳謝&感謝)!
レーベル移籍後の前作は個人的には、どうしてか?もう一つだったんですが、同じ独グリッタービートからリリースされた、この新作はOKですねえ!コロナ禍下、故郷のガーナ南部フラフラの地で現地録音されたというこの新作、当方から以前、国内配給させていただいていた>名作『ウィケッド・リーダーズ』路線に回帰した上で、パワーアップにも成功、聴き応えある新作となっていますよ。勝因は、アイソバのコロゴ弾き語りをしっかりメインに据えた上で、より有機的なニュアンスを感じさせる前傾のビート処理に成功していること。不揃いにワイワイとした肉声群と、コロゴはじめ、ドオ(Doo)と呼ばれるナチュラルホルンやザイロフォン(木琴)も多用、いっそうフラフラの民俗性に即した生楽器演奏を前に押し出すアレンジ&録音が、アイソバ本来のヴァイタルかつパワフル、胴間声も含む様々な歌い口を活かすことになったと思います(ザウォーセが七色の歌声ならアイソバは五色の歌声ぐらい?)。やっぱり、来日して欲しいなあ…。
1.Good Things God Knows (feat. Raskuuku and Twinkle)
2.Bossi Labome (feat. Awilo One) 03:32
3.People Talk Too Much (feat. Ayuune Sule & Zea) 03:32
4.Namba Sonne (feat. Atamina)
5.Tribe (feat. O.C. Akomfem & Shiallo)
6.Adinooma (feat. Bush Man)
7.Abome
8.Kokoko Enter (feat. Zea)
9.Buri Mallima (feat. Gulkanates)
▽参考