ルイス・グリニャンのフルネームは、Luis Martínez Griñánで、リリ・マルティネスと言った方が、わかる方が多いかも知れません。アルセニオ・ロドリーゲスのピアニストとして、ルベン・ゴンサーレスの後釜として参加。その後、アルセニオの米国移住に伴って、キューバ滞在組で結成したチャポティンのバンドに参加。アレンジも多く手がけ、あの独特なサウンドの一翼を担った名ミュージシャンです。本作は、1960年に、『Quimbombo』(SUAVE KS-1190)として自身のバンドで発表したアルバムのストレート・リイシューです。ソン・モントゥーノの1曲目(アルバム・タイトル)は、チャポティンのバンドでのミゲリート・クニの名唱で有名ですが、このルイス・グリニャンの作です。ほかにも、ボレロや新リズム、リトゥモ・バティレという形式の自作などを中心に演じています。ここで聞かれるサウンドは、傾向としてどちらかというとアルセニオ系寄りと言えるのではないでしょうか。
盤起こしと思われますが、ノイズも取り除かれていて、音質もまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)
1. Quimbombo
2. En Cada Copa Un Amor
3. Tirijea
4. Ya Estoy Resignado
5. No Me Importa Que Digan
6. Yo Vengo De Por Allá
7. Perdonarte Jamás
8. Tu Boca Y La Mía
9. Complejo De Amor
10. Como Lloran