チェ・ゲバラのテーマソングともいえる「アスタ・シエンプレ」の作者として有名なカルロス・プエブラ。彼はニコ・サキートと並ぶグアラーチャの大物で、グアラーチャ特有の風刺を効かせた歌詞で革命前から革命後にわたり革命を賛美する歌を多数作り、キューバを象徴するミュージシャンとして長年愛されていました。
本作は1959年にSUNからリリースされた『エステ・エス・ミ・プエブロ』(CL-01)のストレート・リイシューです。
元盤には“2 ETAPAS DE CUBA(キューバの2つの時期)”とサブタイトルが付けられていて、前半6曲(LPのA面)が“CUBA TRISTE”と銘打ち、革命前の1953~58年に作られたナンバー、「イ・エン・エソ・ジェゴ・フィデル」といった曲を収める後半6曲が、革命が成就した59年の曲という構成となっています。淡々としながら温かみのある歌声、ミュートされたトランペットを含むアンサンブルによるソンとトローバの中間的な音楽性です。
盤起こしと思われますが、音質は概ね良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CDが封入されています。(サプライヤーインフォより)
01. Los Caminos de Mi Cuba (Son)
02. Ya Tenemos Hospital (Son)
03. Plan de Machete (Son)
04. El Survey (Guaracha)
05. ¡Ay, Pobre Mi Cuba! (Guajira)
06. Y en Esto Llegó Fidel (Guaracha)
07. M.1-1-59 (Guaracha)
08. Y en Esto Llegó Fidel (Guaracha)
09. Todo por la Reforma Agraria (Guaracha)
10. Y Eso Si Que No (Guaracha)
11. Procura Venir en Paz (Guaracha)
12. El Credo (Guajira)