BOOM PAM / Kikoetekuru Naminoyouni

★ブーム・パム/聞こえてくる波のように

“地中海のサーフ・ロック・バンド”Boom Pamと東北地方の音楽家らが
“波”のキーワードで繋がった奇蹟のコラボレーション!

 これは大ニュース!イスラエルを代表する人気バンド、Boom Pam(ブーム・パム)が、南三陸の郷土芸能団体や東北地方に縁の深い音楽家たちと共に4曲入りコラボレーション作品『Kikoetekuru Naminoyouni 聞こえてくる波のように』を発表してくれました。 
 ギタリストのウリ・ブラウネル・キンロト(Uri Brauner Kinrot)を中心に結成されたBoom Pamは、中東イスラエルを代表するオリエンタル・サーフ・ロック・バンド。これまで複数回来日を果たすなど、その名は我が国でも広く知られています。その彼らが今回日本の郷土芸能団体や音楽家たちとコラボレーションしたのは、2011年3月11日に起こった東日本大震災に深く関係しています。実はその震災の際、彼らの母国イスラエルは津波で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町に、ほかのどの国よりも早く仮設診療所を設置して医療と支援活動を行ったほか、帰国の際には持ち込んだ医療機器すべてを地元の病院に寄付したのだそうです。そんな深い絆が元々あったところに、震災から10年の節目に立ち上げた駐日イスラエル大使館による追悼プロジェクト「イスラエル・日本・パートナーシップ・東北イニシアティブ2021」の一環として、イスラエルと縁の深い南三陸町の郷土芸能、水戸辺鹿子躍(みとべししおどり)とを結び付けた音楽制作を思いつき、生まれたのがこのEP作品でした。そして若い世代が中心となって活動する郷土芸能でもある水戸辺鹿子躍とのコラボの適任者として選ばれたのが、異文化の音楽にも深い興味と理解を示してきたBoom Pamだったという訳です。コロナ禍で制作は一時中断することもありましたが、震災から11年後の2022年の3月11日のリリースにあわせて無事完成することができました。
 日本サイドからは、その水戸辺鹿子躍のほか、石巻市雄勝町伊達の黒船太鼓保存会と同市の音楽家の四倉由公彦、キウイとパパイヤ、マンゴーズのシタール奏者Go Arai、仙台市の津軽三味線奏者の織江響、そして山形県出身で「上々颱風」「東北6県ろ~る!!ショー」などで活躍する歌手、白崎映美が参加。そんな彼らは「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」の総合プロデューサー、ニコラ・リバレによって選出されました。もちろんレコーディングはこのコロナ禍の中、リモートを余儀なくされましたが、“津波”と“サーフ・ロック”という“波”というキーワードで繋がった彼らの音楽は、見事なまでの一体感を聴かせてくれます。
 Boom Pamのファンはもとより、東北の伝統芸能やそれぞれの音楽家たちのファン、そして何よりこのプロジェクトの主旨に理解を示してくれる人たち全てに手にして欲しい作品です。 (メーカーインフォより)●解説:サラーム海上

なお「イスラエル・日本・パートナーシップ・東北イニシアティブ2021」については https://israeru.jp/business/tohoku-initiative2021 をご覧下さい。

1. Onegai Shimasu
2. Thoroughfare
3. Shpakhtel
4. Kikoetekuru Naminoyouni 聞こえてくる波のように

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