サンパウロ、ノーヴォス・コンポジトーレス発 ヴァネッサ・モレーノ(vo) & サロマォン・ソアレス(p) のデュオ作登場!
瑞々しいピアノのヴォイシングによる洗練、スキャットやマウス・パーカッションを交えた女性ヴォーカルのパフォーマンス。ルーツから現代ブラジル音楽に連綿と連なるパノラミックな世界観。サンパウロを拠点にベース奏者である夫フィ・マロスティカとのデュオから、オーケストラへの客演まで、ジャズ・クラブから大ホールまで躍動する女性シンガー、ヴァネッサ・モレーノ。そしてパライーバ出身のピアノ奏者で、モントルーで行われたピアノ・コンクールのファイナリスト、マエストロ – トニーニョ・フェハグッチ(acc)との共演作も記憶に新しい若手のサロマォン・ソアレス。清涼なジャズが吹き抜けるサンパウロのシーンで時にはすれ違い、時には共演の機会もあったピアノ奏者とヴォーカリストがタッグを組んだのは、本作がレコーディングされたハファエル・アルテリオのスタジオにて。本作では、ジョビン=ルイス・ボンファ”Correnteza”のかつてない透明度を誇るヴァージョンに始まり、ミルトン・ナシメント=フェルナンド・ブランチ”Saudade dos aviões da panair” の神秘的な佇まい、エギベルト・ジスモンチ”Sanfona”に、一節がアルバム・タイトルとなったギンガ”Via crucis” など、コンテンポラリー・ブラジル音楽ファンなら垂涎のヴァージョンを収録。ト・ブランヂリオーニのヴァージョンも知られる、本作のプロデューサー、ハファエル・アルテリオ作”Xi, de pirituba a Santo André”ではピアノのブギーに載せて、ヴァネッサのマシンガン歌唱が聴けます。サロマォンとヴァネッサに、ジョナタス・サンサォン(drs)、天才ベース少年現る、と話題になったミカエル・ピポキーニャ(b) とのクアルテート編成でスイス・ルガーノをはじめとする欧州ツアーを成功させたばかり。本アルバムは新たな情景を拓いてくれる大傑作であることを保証します。(サプライヤーインフォより)