TWANTE THEIN TAN / TEA YE THEIN TAN ALWAN PYAY

井口さん買い付け品、感謝!そして、カセ男さんがそのミャンマーコネクションを駆使して、いろいろ情報を仕入れてくれました。感謝その2!以下、カセ男さん情報です(アーティスト / タイトル&曲目ローマナイズは井口さん!)。

「昨夜ミャンマー通の知り合いから返事が来ましたが、
あまり詳しく知らないそうで、
・カタカナ表記はトゥンテー・テインタン。
・テインタンというのはよくある名前なので
出身地の地名のトゥンテーをつけた。
・娘が昨年アルバムを出した。
・Facebookにファンのグループページがある
(見たらSP音源もアップされていたので60年代には歌っていたと思われます)
https://www.facebook.com/groups/915502795257250/ …
何かわかれば連絡します、とのことでしたが以上の情報のみでした。」

「今日別の知り合い(ミャンマー人)と会ったので調べてもらったら
・1941年生まれ、1999年死亡
・幼い時からマンドリンを弾くのが好きで、高校卒業後もヤンゴンの印刷会社で働きながら音楽の勉強をした。
・ラジオでマンドリンを弾きながら歌ったのがきっかけで1963年デビュー(デビュー曲は地味なジャケットの方の6曲目)、映画にも出演した。作詞、作曲もこなす。
・しばらく順調に活動を続けたが、次第に生活が荒れて歌手生命も終わりかけたところ、女性歌手Ckit Zabae(チズベー?)とのデュエットで復活。
・1974年、国から表彰される。
・死因は心臓病。
と、かなりわかったんですが…。」
〜が、確実かどうかは、保証の限りにあらず、とのことでした。
感謝!

<追記>なお、こちらセピアな若い頃の写真を使ったジャケですが、内容はおそらく、80〜90年代の録音が中心と思われ、女声も聞こえてくるところから判断すると、女性歌手Ckit Zabae(チズベー?)とのデュエットで復活した後かと思われます(とはいえ、収録されている3曲の女声にしてもデュエットはなし、ほかトゥンテー・テインタンが歌う曲にも女声は参加せず、それぞれソロで歌っているのですが…、なんだか、謎ですねえ)。で、基本、今につながるミャンマー・タンズィン・スタイルですね。女声も素晴らしいけど、ジャケット写真の少しばかりナイーヴな表情そのまま、抑揚のある繊細な歌い口がミャンマーならではの微妙な抒情表現につながっているトゥンテー・テインタンの持ち味、得難し、と言うべきでしょうか。

1:Myittar meeting
2:Ma Nago par naw hla par tal
3:Athi tayar anhyar ta khu
4:Panngwal ka sein
5 :Phoe lamin KO aung trawl Khing mal
6:Htwe Nyo
7:laysal kyaw achit
8:Pan chin bu kawet pan mini
9:Hnint Ma Lat shot nay lay top
10:Mone pho Kyle sat Kyi par tal
11:Mi Angal

 

 

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