チャブーカ・グランダとドン・ルイス・ゴンサーレスなるディレクター兼ギタリストとの共同名義アルバムの復刻です。多分70年代前半のDISVENSA録音では無いかと思われます。~ルイス・ゴンサーレスは“ドン”が付いているぐらいなので、この時代かなり活躍した音楽ディレクターなのでしょう。バックはルイス・ゴンサーレスのギターにヴィブラフォン、ベース、ドラム、パーカッション、キーボードという編成、いくぶんジャズ寄りの演奏を繰り広げています。時代を反映して南米特有サイケな感覚も散見され、チャブーカのアルバムのなかでも異色作~チャブーカの歌唱はいつもながらのアマチュアっぽい朴訥とした魅力をたたえていますが、バックのサイケ感とも違和感なく、時としてスリリングな絡みを聞かせています。有名曲はありませんが全曲チャブーカによる作品で、ややもってサイケな時代を反映した実験的な作風が聴きどころ!
1. Me He De Guardar
2. Sonreia
3. Paso De Venedores
4. Un Cuento Silencioso
5. Cardo O Ceniza
6. La Herida Oscura
7. El Fusil Del Poeta Es Una Rosa
8. Coplas A Fray Martin
9. Las Flores Buenas De Javier
10. Un Rio De Vino