GOZAL MUMINOVA / DOTAR OF TRANSOXANIA

ウズベキスタンの美しきドタール奏者の演奏をたっぷりと〜スミソニアン・フォークウェイズからリリースされた『Music of Central Asia, Vol. 4: Bardic Divas』にも収録されているゴサル・ムミノヴァのソロ・アルバムです。
ペルシャ語で「二弦」を意味する楽器ドタールは、長いネックと梨形のボディを持つリュート族の弦楽器です。同様の楽器は西アジアや中東の国々で様々な形で見受けられますが、セタールはイラン及び中央アジアの音楽で使用されます。タイトルの「トランスオクシアナ」は、中央アジア南部にある地域の歴史的な呼び方で、今日のウズベキスタンとタジキスタン、それにカザフスタンの南部とキルギスの一部が含まれている地域です。
本作はウズベキスタンのドタール奏者、ゴサル・ムミノヴァが何種類かのゴタールを曲によって弾き分け、様々なスタイルの曲を演奏しています。二弦とは思えない深みのある響きを持つ演奏は見事です。
ゴサル・ムミノヴァは1977年にウズベキスタンのヒヴァに生まれました。音楽家一家に育った彼女は幼い頃から才能を発揮して、ドタールとラバブでウズベキスタンの音楽を演奏することでその人生を音楽に捧げてきました。首都タシュケントの音楽アカデミーでAbdurrahim HamidovやTurgun Alimatovといった巨匠の指導を受け優秀な弟子となりました。1999年にコンペティションで優勝した後、貴重な演奏家のひとりとして多くの海外公演も行っています。彼女の演奏スタイルはトレモロを多用した高度な技術が必要なもので、美しい音色を響かせます。タシュケントの音楽アカデミーで教鞭を執る一方で、Leyli Ensembleのメンバーとして、ペルシャ音楽の古典でこの楽器を弾くことにも成功しています。
本作では、Tasnif、Naleshなどのきっちりした曲から、歌入りのMogholcha、軽めのdutorim、Gilasの他、Qoshtari、Rahatなどのスタイルも収録されています。(サプライヤーインフォより)

メンバー:
Dotar: Gozal Muminova
Collection , Recording & Accompanying by Jean During

▽参考〜かっこいい!?

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