全アマリア・ファン必携の超豪華ディスコグラフィー本+2CD
ファドの女王といえばこの人アマリア・ロドリゲス(1920-99)。いまもなお彼女の歌声に魅了され続けている人は多く、そのアルバムの多くはロングセラーとなっています。
そんなアマリアのファンにとって、彼女が生涯どれだけのレコードを発売してきたのかという点は大きな関心事であることは想像に難しくありません。ただその数は膨大で、ポルトガル以外で発売された作品も加えると、その全てを把握することはかなり困難な作業と思われます。
そんな中、ポルトガルのレーベル“Tradisom”がその膨大なデータを一冊の本にまとめてくれました。ここにはSP盤で発売されたデビュー録音からラスト作まで、彼女のレコードの全てを、可能な限りジャケットもしくはレーベルの写真やデータ類を時代順に掲載しています。デビューSPからデビューLP、フランスやイタリア、日本でリリースされた作品、マルシャやフォルクローレを扱った作品、さらにはコンピレーション・アルバムまでを、ヴァージョン違いなども含めて彼女に関する作品をこの一冊に集約しました。ヴァージョン違いについては色の濃淡やフォントの違いなどが直ぐに分かるよう並列されているなど、工夫を凝らしたレイアウトで楽しむことができます。
さらに彼女の初期録音を集めた編集盤が2枚組CDで付録されている点にも注目。まさにアマリア作品の百科事典と呼ぶに相応しい内容となっています。ちょっと値段が高いかな?と思われるかもしれませんが、アマリア・ファンであれば、絶対欲しい豪華本と言えそうです。
(サプライヤーインフォより)
寸法:27x27cm
重量:2600g
ハード・カヴァー仕様/全320ページ/オールカラー