2005年には来日公演も行ったことのあるスペインのベテラン・シンガー・ソングライター、ハビエール・ルイバルとトラッド・フォーク・シーンなどで活躍してきたスペインのガリシアを代表する女性歌手ウシーアの共演盤。2021年録音2022年発表盤です。
本作は、ガリシアの詩人、ロサリア・デ・カストロとグラナダの詩人、ガルシア・ロルカという、スペインを代表する偉大な2人の詩人の詩に音楽的な付加を付けて歌っています。ロルカは、ロサリアに対し深く賞賛しており、スペインの南北の結びつきを示す6つの詩を発表していますが、本アルバムでは、その全てが収録されています。
バックは、近年ウシーアの音楽的パートナー、在ガリシアのブラジル人ギタリスト、カヴァキーニョ奏者でありパーカッションも叩くセルジオ・タンヌス、ガリシア地方出身でフラメンコ・テイストの演奏も得意とするギタリスト、マルコス・ティエラ、ハビエル・ルイバルの息子である打楽器奏者、ハビ・ルイバルの3人。
フラメンコ。テイストを感じさせるルイバルとポルトガル音楽にも似た独特な浮遊感を感じさせるウシーア。2人の声が、ここでも南北の融和を示しています。(サプライヤーインフォより)