FRANCO ET T.P.O.K. JAZZ / KITA – MATA – BLOQUE

〈アフリカ音楽の王様〉フランコの円熟期に残された貴重音源!
その存在感や作品のリリース点数などで他を圧倒するアフリカのアーティストといえば、コンゴ民主共和国の音楽家フランコ(1938—89)。その彼の円熟期だった80年代後半にフランスのSONODISCに残したそれぞれ10分前後の長尺音源4トラックを収めた編集盤が本作だ。フランコのバンド〈T・P・O・K・ジャズ〉の重要メンバーだったジョスキー・キアンブクタの提供楽曲のほか、ナナ、バニエルというふたりの女性歌手をフロントに据えたフランコ作の軽快なナンバー「独身女性の生活はむずかしい」などを収録。円やかなフレイズのギターが複数台重なり、洗練されたルンバ・コンゴレーズの魅力を存分に楽しませてくれる内容だ。なお、同じ写真がジャケットで使われているオルターポップ盤『ル・グラン・メートル〜ザイール音楽の魅力を探る②』とは異なる内容です。(サプライヤーインフォより)

リンガラ音楽の父フランコの後期名編集盤がまた復刻されました。
1973年からのフランコの参謀の1人ジョスキー・キアンブクタ作の2曲と当時のシンガーのほとりだったジョーとの合作、さらに、女性歌手バニエルとナナをフィーチャーした曲の4曲が収録されています。
後期のフランコは、それまでのキャリアを集大成したような、ポリリズムとハーモニー、流れるような曲展開と、まさにアフリカの大地のような悠々とした音楽性を聞かせてくれています。この大きなグルーヴのノリを聞かせるアーティストは、これからもなかなか出てこないのではないでしょうか。
中村とうよう氏もフランコの中後期ベスト盤でこの中の曲を取り上げていました。

1. C’EST DUR LA VIE D’UNE FEMME CELIBATAIRE
2. MINZATA
3. MASSIKINI
4. KITA-MATA-BLOQUE

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