CATARINA MUNHA / ANIMAL DE DOMESTICACAO

〜ジャケット見た感じでは、ブラジルの70年代後半〜80年代前半MPBフォーキー女声かな?というレアーな発掘盤の雰囲気、で、期待は裏切られませんね、聴いてみれば、実にアコースティックでPOP、素直でいてキュートなヴォイス、微妙にスウィンギーな柔らかいアレンジで自然なトロピカリア…、実に新鮮です。

〜と、思いきや、こちら新人でした。しかもポルトガル女子、う〜ん少なからずビックリ!?今年6月後半にリリースされた新譜ということで、ダブルベース、ウクレレ、クラリネット、ヴァイオリンといった楽器編成で、これまでの彼の国のPOPからは、あんまり想像できない世界観を聞かせてくれる女子、カタリーナ・ムーニャ嬢でした。年齢等、詳しいことは未だわからないのですが、リスボン生まれ、5歳の時からピアノを弾き、その後、ヴァイオリン、ギター、ウクレレを弾きまくっていたらしいカタリーナ嬢、こちらがアルバム・デビュー作とのこと。そして、この作で彼女が歌っているのは、“人類の家畜化”(表題) に関して…??う〜ん、ますます、よくわかりませんが、詳しいことがわかり次第、また。

〜と、上記、4年近くも前に書いたきりの放置でしたが、その後、録音がなかったカタリーナ・ムーニャ嬢、子供時代からSSWを目指していたそうですが、本作19年作をリリースし大きな人気を博すことになったにも関わらず、医学に携わる研究者でもあるとのことで、そっちの方が忙しかったんでしょうか?それでも、去年(2022年)、配信シングルをリリースし、音楽シーンに本格復帰、幾つかのショウを催し、そして今年(23年)この夏には、今や遅しの感もありますけど、本作ファースト・アルバムのレパートリーをライヴで披露、コンサートを催すとのことです。というわけで、まだまだ、これからの若手女声ということになるわけですね。年齢、相変わらず不明ですが、

1 Águas-Furtadas
2 Animal De Domesticação
3 Isto De Ser Mulher
4 Choveste
5 Quem Me Dera Ser Magenta
6 Sobre Leite Derramado
7 Canção-Receita
8 Narcisos Amarelos
9 Variável Independente
10 Guarda-Choro
11 Rés-Do-Meu-Chão

参考〜去年の新曲▽