TRINA / COURONNÉE


コンゴから登場した女性歌手の欧州デビュー・アルバムです。なんだかR&Bっぽいゴージャスなジャケながら、そのクールネスを漂わせている、というか、その無愛想なたたずまいは何でしょうねえ?同様に、歌にもまったくアイソがない、ブッキラボーな雰囲気…、でも、コレ、なかなかイイんじゃないでしょうか? バックにおきましては、いかにも今っぽいアフロPOP仕様のルンバですが、その野性的で存在感ある中部アフリカ女子声?叙情というよりも叙事的な歌とさえ聞こえ、POPというよりは民俗音楽的資質さえ垣間見せる(というのは言い杉かもですが)飾りなくも耳に残るその歌声。愛想や愛嬌という概念がないかのように振る舞い、カワイイと思われたい、なんて、微塵にも思っていない?そんな歌い口。ジャケで王冠をいだいているのもダテじゃないような気がしてきましたよ。イイですねえ、媚というものがありませんな、この娘 、そしてこの歌声、よくよく聴いていると高貴なものと映って来ました(錯覚か?)。
P.S. なんて、 入荷時にテキトーなことを書いてしまいましたが、この人、キンシャサのゴスペル・サークルの人気歌手だそう、完全に聞き誤っていますが、コンゴのゴスペルって、実はメチャメチャたくさんのアーティストがいて(なかなか手が出せない世界)現地での需要は大きいものがあり、その音楽スタイルも、ルンバありフォルクロールあり、POPありで、何でもありの世界。まあ、いわゆる英語圏のゴスペルとはちょっと違うんですね(って、英語圏のゴスペルも近年どう聴いてもフツーのPOPみたいなものも多いようですが)。ちなみにコンゴ民主共和国では80%の人がクリスチャン、そのうちの半分がカトリックで、プロテスタントが20%、キンバングー教会10%ほか、となるそうです。ちなみにトゥリナ・フキアウ嬢はカトリック系だそう。そーゆーことで、このニコリともしない無愛想、媚の無さは神につかえる身だったからなんですねえ…、そこんとこ “高貴” と勘違いしました。いやー、毎度テキトーでスミマセン!が、その歌声にはフォルクロールな味わい、確かにあると思いますが…。

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