ナイジェリア世俗音楽の要、ドゥンドゥン（トーキングドラム）の名手、タタロ・アラムのアルバム、いつぐらいの録音なんでしょうねえ…、ＡＢ面メドレー１曲づつの構成（ＣＤなのでメドレー２曲収録）、針音チリノイズも多少聞こえますから７０年代半ばぐらいの録音かなあ、と（５０年代から活躍していた人だと何処かで読んだことがあります）。で、アパラに似てますけど非なるもの、歌を先導するタタロ・アラムのドゥンドゥンが主役なので、歌手＆コーラスはどこの誰なのか？ それは、知られていないのですが、本盤に聞けるリード・シンガー、なんだかもうスゲー歌手じゃないですか！？近くに行ったら噛みつかれそうな野性的なヴォイス、負けずにドゥンドゥン打ち鳴らすタタロ師匠とのインタープレイ、これは興奮させられます！というわけで、ガッツ溢れる名演です。