V.A. / DISQUES DEBS INTERNATIONAL VOL.1

★An Island Story: Biguine, Afro Latin & Musique Antillaise 1960-1972

1960年から70年代初めにかけて、レバノン系二世のグアドルーピエン、アンリ・デブス(1932-2013)によってプロデュース&レコーディングされたグアドループ音楽作品集(多くはシングル音源でしょうね)ということになります。以前、アンリ・デブス自身のレーベルからリリースされていた>こちら>こちらとダブるのは21曲中、アンリ・デブス・クィンテットのプレ・カダンス系インスト・ナンバー “Douce Kombass” のみということで(コレはハズせないということでしょうね)、ちゃんとチェック入れてますよね。…なんか、以前、本コレクション発売元のUKストラットに勤めてるんだ、という、まだ若そうな男性が当店を訪ねてくれたことがありましたが、その時、この辺、買って行ってくれたんじゃないかなあ…という気もしますが、ま、忘れました。不確かな話です。
そういうことはともかくとしても、毎日、暑いですねえ!もう、こう暑いと、とりあえず音楽ファンとしては、クーラーなしで熱帯音楽カモン!ということになるんじゃないかと思いますが、どーせ聴くならこの新譜コレクション、オススメしたいと思いますよ。何と言ってもグアドループのアンリ・デブス制作音源というのは、ラテンありビギンあり、ブーガルーもあれば、カダンスやコンパ、打楽器音楽グォ・カもあり、それでもってグアドループ独特のノリというもが、どんなスタイルの曲にもじんわり感じられるわけで、その辺、聴きごたえあります。特にこの60年代から70年代にかけては、音楽スタイルというものが未だ定形外混沌渦巻く時代、80年代に至ってズーク一色となってしまったグアドループが信じられないほどに、実にイロイロな音楽要素が響いていて、改めてグアドループ音楽の多彩さ、柔軟さ、そして、ある意味イイ加減さ?(その辺、常にどこかルーツ指向漂うマルチニックとの違い?)を楽しめます!もちろん、初CD化ばかりの珍しさにもご注目!

*全く問題のない中古盤で在庫あります。

1. Daniel Forestal Et Sa Guitare / Ces P’tits Je T’Aime
2. Casimir Létang / Travail Z’Enfants! Chantez Après!
3. Cyril Diaz & Orchestra / Feeling Happy
4. Georges Tinedor Et Manuela Pioche / Collié Et Zanno
5. Henri Debs Quintet / Douce Kombass
6. Joseph Lacides / Mr. Morin
7. Geno Exilie / Lan Misè
8. Dolor Et Les Diables Du Rythme / Salvana
9. Sydney Lérémon Et Ses Amis Du Calvaire Baie- Mahault / You You Matayango
10. Raymond Cicault Et Son Orchestre Volcan / À Mon Ami Lucien Jolibois
11. Orchestre Esperanza Et Jean Leroy / Ou Pas Bel
12. Henri Debs Sextet Et Paul Blamar / Moin Çé On Maléré
13. Le Ry-Co Jazz / Si I Bon DI I Bon
14. Rémy Mondey / Meringue Mondey
15. Henri Guedon Et Les Contesta / Van Van
16. Les Shupa Shupa D’Haiti / Batterie Shupa
17. Paul Blamar Et Vélo / Lovency
18. Eric Virgal / Stanislas
19. Les Aiglons Les Aiglons Ka Satisfait
20. Tutus De La Guyane / Nanao Nanao
21. Guy Conquette / Assez Fait Cancan

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