DREAMER’S CIRCUS / ROOFTOP SESSIONS

★ドリーマーズ・サーカス『ルーフトップ・セッションズ』
伝統音楽とクラシック音楽の絶妙なハーモニーを通してこのトリオならではの技能と表現力とモダンなセンスを明快にプレゼンテイションした『リトル・シンフォニー』、そして、ワールド・ミュージックからロックやポップス、現代音楽/実験音楽までの射程範囲の幅広さとその柔軟な咀嚼力を証明した『セカンド・ムーヴメント』に対し、この新作では、音楽家としての精神的内奥やイマジネイションをより真摯に掘り下げることに注力した…そんな印象だ。まるで、1本の映画を観ているような、あるいは一つの観念小説を読んでいるような感じとでもいうか。派手さはないし、わかりやすくもないが、何度もじっくり聴き、静かに滋味をかみしめる…そんな作品である。
松山晋也/解説より

◆メンバー
ルネ・トンスゴー・ソレンセン:フィドル
アレ・カー: シターン(ブズーキ)
ニコライ・ブスク: ピアノ、アコーディオン

1. City Gardens
2. Opus 2,5
3. Draft
4. Kitchen Stories
5. Meanwhile
6. Then We Waltzed
7. Foreseen
8. Rooftop Session Part I
9. Rooftop Session Part II
10. Mormor
11. Afterwards

go top