ANDREAS KATSIGIANNIS / SMRYNI-IZMIR


smirni-izmir本作、TVドキュメンタリーのサントラかと、思われますが、ハッキリしたことがわかりません。>こちら“SMYRNI TOU EROTA” 2012年作で、ヤニス・コツィーラスをバックアップしたエストゥディアンティナ・ニアス・イオニアス(19世紀末から20世紀初頭にかけトルコに実在した楽団名を冠し、1999年に20人編成にて結成)をリーダーとして率いたのが、本作の主、作曲家にしてウード奏者(ほか、カヌーン、ズルナ、カヴァル、サントゥール、マンドリン、クラリネット、アコーディオン、ヴァイオリンも演奏)のアンドレアス・カツィジャンニス(1976年アテネ生まれ)でした。
本CDのタイトル、“スミルナ(ギリシャ名)=イズミール(トルコ名)“ は、イスタンブールと同じくトルコ / アナトリア〜小アジアの港湾都市で、17世紀〜19世紀にかけてアルメニア商人はじめ、ギリシャ人、ユダヤ人、そしてトルコ人がともに共生し栄えた商業都市でした。この港街の歌謡は人種の壁を越え、外の世界へ開いたイミグレーション&ミクスチュアー・ミュージックの性格が強く、アナトリア全体の音楽にも影響力を持ったと想像されます。そんなイズミールの音楽は、第一次大戦後、オスマントルコとギリシャの間で行われた住民交換(1923)によってギリシャ音楽へも大きな影響力を持ち、いわゆるスミルナ派のレベーティカがギリシャでも人気を博すことになります。
トルコからの帰還者達によってギリシャで花開いたスミルナ由来のメロディーを、現在につ再生しようとするアンドレアス・カツィジャンニス作曲のナンバーが、エストゥディアンティナ・ニアス・イオニアス関連のミュージシャン達によって流麗なインスト曲として演じられ、そして、ギリシャ側6人の男女歌手、コスタス・マケドナス、バビス・ツェルトス、アルキスティス・プロトプサルティ、アイダ・モシュラフ、ソフィア・メルミガによって、スミルナ由来のメロディーが、現在のギリシャ歌謡として歌われています。TVドキュメンタリーのサントラかと、
それにしても、このアンドレアス・カツィジャンニスという人、その音楽的軌跡はすべてスミルナ由来のもの、その執心の理由を知りたいものですが。

>http://astral-clave.blog.so-net.ne.jp/2016-12-02 (無断リンクすみません!)

1.Smirni Mou Agapimeni (Benim sevgili İzmir’im)
2.Onira Hamena (Kayıp Hayaller)/ Performans: Kostas Makedonas
3.Erotas (Aşk)
4.Nostalgia (Nostalji)
5.Stin Ikona Tis (Fotoğrafında)
6.I Poli Pou Onireftika (Hayalimdeki Şehir)/ Performans: Babis Tsertos
7.Tis Anatolis T’ageri (Duğudaki Rüzgar)
8.Smirni Nostalgiki (İzmir Nostaljisi)
9.Rue de Franque
10.Prin To Telos (Sondan önce)
11.Apoheretismos (Veda)
12.Saggario (Sakarya)
13.Epomeni Mera (Günün sonunda)
14.Fos (Işık) / Performans: Alkistis Protopsalti
15.Ay Yesil Omrum (Feggari) / Performans: Ayda Mosharraf
16.Bize Ne Oldu Sevgilim (Agnosti Hora) / Performans: Mehmet Erdem
17.Telefteos Horos (Son Dans)/ Performans: Sophia Mermiga

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