STEPHAN EICHER / SPIELT NOISE BOYS

StephanEicherこれはびっくり。スイスはチューリッヒの(ロマの血を引く)SSW シュテファン・アイヒャーは90 年代フランスで「ステファン・エシェール」となってBARCLAY レーベルきっての大物アーチストとしてヒットも多くあったわけですが、こんな過去があったとは。チューリッヒ時代弟とのデュオバンドGRAUZONE で注目はされていたのですが、さらにその前。1980 年ディクタフォーンを使って録音されたカセットテープ(25 部限定)だそう。しかも楽器は盗品(ベルンのパンクコンサートに警察の手入れが入り、みんな逃げ出し、バンドも楽器を置いて逃げていった。隠れてその場に残ったシュテファンがその残った楽器を拝借: Roland Promars, Korg MS20、CR78 Beat Box、Big Muff distorsion pedal)。これを見よう見まねで操り、ダダでデタラメなヴォーカルをかぶせたという7トラック。若気の至りとは言え、おそるべきDARK SIDE OF STEPHAN EICHER。25 本コピーされたカセットの1本はチューリッヒのレーベルOFF COURSE RECORDS に注目され、7トラックのうちの2曲を7インチシングルとして750 枚刷って発売し、そのレコードはやがてスイスのオルタナティブ・ラジオでローカルヒットし…. シュテファン・アイヒャーの才能が世に知られる足がかりとなったわけです。この時シュテファン20 歳。ボーン・バッド・レコーズ、ジャン=バチスト・ギヨーの毎度頭の下がる素晴らしい仕事です.(サプライヤーインフォより)