HK & LES SALTIMBANKS / RALLUAMEURS D’ETOILES


5051083090841_600HK (アシュカ) &レ・サルタンバンクの2015年3rdアルバム! HKソロ・プロジェクトの>前作は昨年当店の売上NO.1でした!

「カドゥールちゃん雲に乗る」という図か、「星の王子様」風な優しくファンタスティックなジャケ。子供たち (ミニ・サルタンバンク)がコーラスで参加しているタイトル曲 “Rallumeurs d’Etoiles”は「星にふたたび灯りを点す男たち」という意味。原子力の閃光ではなく、星明り、月明りのような優しい光を。非暴力の抵抗運動を訴える6曲め「憎しみも武器も暴力もなく」を初め、ヒューマン・アシュカの硬軟織り交ぜてのプロテストソングがほとんど。最終曲の「フクシマ・モナムール」は、人間にも神にも見放されて核汚染した大地フクシマを捨てきれず その土地に留まりその一生の愛を通す男の歌です。(エクスポーター資料から)

ちょっと前なら、その役どころはゼブダの>マジッド・シルフィだったんでしょうけど、今はやっぱりHK&サルタンバンクですね(マジッドSOLO、もう出ないのか!?)。同じく在仏アルジェリア系移民2世(or3世)グループとして、ラガビートを下敷きにシャアビやシャンソン風のミクスチュアーを聞かせるゼブダとサルタンバンク。もちろんフランス語育ちですからフランス語で歌うわけですが、もともとシャアビの人も(もちろんシャンソンの人も)自作曲を歌う人はコレ皆いわばプロテスト系ですから、マジッド〜HKの系譜というのは実に正統です。
そしてその歌い口も演奏も、HKはよりシャアビ的ですね。多くの曲のイントロがシャアビ(or カビールソング)風のマンドーラ&アコーディオンで始まるという事実が物語っているようにHKは確信犯、今現在のイミグレのシャアビを歌っているわけです。なんか、そーゆところジ〜ンと来てしまう、という心情は四半世紀以上音楽を聴き続けて来た人なら、わかってもらえるかと。気骨があります。そういう意味で個人的に「フクシマ・モナムール」も素直に感動できるわけですね。プロテスト・ソングは若い頑固者が歌うに限ります。
打ち込みスウィングビート曲や英語レゲエ、アラビア語に挑戦したカビール・ソング風、掛け合いコメディソング風や、デビュー時在籍の>MAPっぽいミュゼットっぽいラップなどなど、ヴァラエティに富んだ軽快な作となりました。
前作、ソロ・プロジェクトアルバムがあまりにも名盤だったので、どうなることかと思いましたが、全然OKじゃないですか!オススメします。

1.SUR LA MEME LONGUEUR D’ONDE (同じ波長で=よく気があって) / 2. MISTER JUKE (ミスター・ジューク)(with DJ BOULAONE) / 3. ¿ PARA CUANDO LA VIDA ? (with LEON PENA CASANOVA) / 4. RALLUMEURS D’ETOILES (星明りを点す男たち) / 5. DOUNIA (ドゥーニア)(with ABOUBACAR KOUYATE) / 6. SANS HAINE SANS ARME ET SANS VIOLENCE (憎しみも武器も暴力もなく)/ 7. LE MANOUCHE DE GHETTO (ゲットーのマヌーシュ)/ 8. MERCI (メルシー) / 9. Y A PAS D’PROBLEME(問題ないよ) / 10. THE OLIVE BRANCH (オリーヴの枝) / 11. SI UN JOUR JE TOMBE (いつの日か俺が倒れたら) / 12. JE TE DIS NON (今夜はダメよ) / 13. A NOUS D’JOUER (俺たちの番だ)/ 14. UN GARS PAS TRES FREQUENTABLE (つきあわない方がいい奴) / 15 FUKUSHIMA MON AMOUR (フクシマ・モナムール)

パリのカストール爺のブログもご参照下さいl

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