NINA BECKER / MINHA DOLORES – Nina Becker Canta Dolores Duran


MINHA-DLORES-NINA-BECKER>こちらでも紹介されていました(無断リンク陳謝)!昨年ブラジルでCDリリースされ、聴きたいなあ、と思っていたんですが、努力不足でしょうか、なかなか入って来ないCDでした。で、やっとのこと入荷して聴いてみれば、なるほどなあ、去年のベスト10にあげる方が多いだけのことはあります。何と言ってもバックが良くて声がイイ!と、…何を当たり前のことを、と思われてしまうかも知れませんが、心底バックが良くて声がイイ!と思えるブラジル盤女性歌手CD、最近幾つありましたか?皆さん、胸に手を当ててよ〜く考えてみて下さい(なんて…、にしてもブラジルで “Nina” という名の女性歌手、>こちらに続いて当たりです、ねえ?)。
本作は、リオの若手音楽家が大勢集まり結成された“オルケストラ・インペリアル”のフロント女性歌手、ニナ・ベケールのソロ名義3作目、数年前にリリースした配信作品が大きな反響を呼び、フィジカル版として昨年CD発売された作とのこと。歌うは、29歳で亡くなってしまった伝説の作曲家にして女性歌手、>ドローレス・ドゥラーン(1930~59)の作品。その短い生涯の間に、ジョビンやビリー・ブランコといった、後のボサノーヴァのシーンと深く関わる音楽家たちと出会い、ボサノーヴァの揺籃期を走り抜けたドローレスの、そのソングライティングが、ドローレスを心棒するニナによって今に蘇ったということに。7弦のガットギターとバンドリンを軸に繰り広げられる、ショーロ的なブラジル音楽の伝統が遺憾なく発揮された弦の繊細な交わり、その弦が紡ぎだすリズムとメロディーの流れに身を任せ、爽やかでフェミニンな発声において、ボサ前夜、ドローレスの胸の裡の新鮮な抒情を想い、なぞるかのようなその歌い口、なるほど溜息ものです…。
一生聴けるでしょうね、たぶんコレは。

1. Estrada do Sol
2. Estatuto de Boite
3. Tradição
4. O Amor Acontece
5. Carioca 1954
6. Vou Chorar
7. Marca na Parede
8. Coisas de Mulher
9. Coisa Mais Triste
10. Feiura Não É Nada
11. Manias
12. Solidão
13. Outono

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