CAIXA CUBO TRIO / MISTURADA


CAIXA-CUBO-TRIOUSP出身の若手ピアノ・トリオがブラジル音楽のレジェンダリーな逸曲のテンポを落とし、優美に情感豊かに刷新した快作。本作のプロデューサー、ベース奏者ホドルフォ・ストロエテール率いるスーパー・グループにしてプロジェクト名でもあるパウ・ブラジルの烙印が押され、ECMの看板エンジニア、ヤン・エリク・コンシャウがスウェーデンはオスロのスタジオでミキシングしたというコンテンポラリー・ジャズのなかでもお墨付きの一枚。更にナイロール・プロヴェッタ(cl)、テコ・カルドーゾ(flute, bs) 参加。
エンヒッキ・ゴミヂ(p) とジョアン・フィデレス(drs) にセリオ・バホスらコントラバス・プレイヤーでサンパウロを拠点にオランダなど欧州でも活動してきたカイシャ・クボ(魔法の箱)・トリオ。今作からベースにマエストロ – ホドルフォ・ストロエテールの息子で友人のノア・ストロエテールを迎え、ショーロなどボサ・ノヴァ以前のブラジル音楽のエッセンスを抽出、感受性に富んだサンバ・ジャズの新解釈を与えたのが本作。ドリ・カイミが父ドリヴァルの楽曲に滑らかなアレンジを加えた”Maricotinha” に始まり、エルメート・パスコアル”Coalhada”、ハダメス・ニャターリ”Remexendo”ではナイロール・プロヴェッタのcl がしなやかな音色を聴かせ、モアシール・サントス作”Amphibious”ではテコ・カルドーゾがbsでセンチメントな情景を描きます。ブラジルのルーツ音楽に登場するようなバンブー・フルートでテコ・カルドーゾが参加する”Punteio#45″ (カマルゴ・グアルニエリ)の瑞々しく洗練された空気はコンテンポラリー・ジャズの世界観。EPK映像で自作曲についての解釈を巡って「たったひとり居るバーの客が踊りだすような..」と論議し、実際に幾つかの場面で悲哀の感情をもたらすようなアンサンブルを獲得、ことばも無しに唄を凌駕するインストゥルメンタル・ミュージック。これは優雅で感傷的なサンバ・ジャズ作品。(サプライヤーインフォより)

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