PEPE KALLE, EMPIRE BAKUBA / TRAHISON HADAS

pepekalle

当店コンゴものベストセラーです!

一昨年の夏(2013年のこと)、>こちらで初めて聴いて、チョーサイコーだったので、CDは出ていないのか?と探しはじめて苦節1年半、もう諦めかけていた頃に、なんと、あのコンゴ音楽老舗CDレーベルの “ンゴヤルト” が復活!再発&再プレスを開始してくれたのでした。で、その新譜ランナップの中にコノCDが!けれど、ジャケが最悪なので、もしかしたら先のLPと同タイトル異内容かも、と、年末に僅少試し取りしてみたら、コレが同一内容かどうかはともかく、耳に残った1曲目が冒頭に!かつレアー録音&復刻編集盤?いずれにせよ、60分全編ルンバ・ロック炸裂期なれど一味ちがう男、ぺぺ・カレ率いるアンピル・バクバの充実期録音復刻CDであることは間違いなし(その興奮から>こちらのツイートを)!
で、その録音時期ですが、SACODIS 音源収録だけに(ぺぺ・カレのアビジャン侵攻は1978年ですから)そのあたりの録音集に違いないと判断。ま、72年から活動するぺぺ・カレのこと、既にアブラが乗り切った時期であることは確かでしょう。にしても、冒頭曲のギター・サウンド、かっこよすぎる(CD中、マッスルショールズ風カッティングやサザンロック風ツインリードも随所に!?)〜誰が弾いているのかとCDジャケインナーを見てみれば、なんと DORIS & ELVIS KUNKO !!
〜ということで、全然知らない男たちですなあ…。まあ、コレだからワールドミュージックは面白い?こんなにかっこいいギタリストの存在さえ明らかになっていない世界音楽、まだまだ未知の領域は広大なのでした。
ともあれ、第三世代には違いないとしても、常にパパ・ウェンバやザイコら主流派とは一味ちがう道を歩んだぺぺ・カレの面目躍如作であることは確かです。あのOKジャズ率いる帝王フランコが一番欲しがった男だったというぺぺ・カレ(コレ本当!by Quindemboさん情報です。結局、ぺぺ・カレはその要請に応えませんでしたが)の、ルンバロックなのかルンバ・コンゴレーズなのか、スークースなのか、あるいは、どれでもないのか、一番美味しいところ取り感性&ぺぺカレ独自サウンド横溢の逸品、お見逃しなく!

奇跡の23歳ソーマ君が本CDに関してHPにUP。いろいろご教示いただきました、感謝!(って、30歳以上年下顧客にいろいろ教えられてどーする!?トホホ)>★

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