ADEOLU AKISANYA / THE BEST OF, Those Days in Nigeria

adeolu-akisanya6cdアデオル・アキサニヤ(1927-83)、アギディボ〜ハイライフ〜ジュジュを横断したナイジェリア / ヨルバの重要人物のベスト6枚組!>こちらの6枚にボロっちいペラペラの箱が付いただけですし、しっかもCDR…何をか言わんやですが、内容はサイコーです!オグン州の州都、レゴスとイバダンの間に位置するアベオクタからレゴスへやって来て、学校を卒業し優良企業を遍歴するも、突然手作りルンバボックス〜マリンブラ=アギディボを奏で歌い出し、1952年にランチョ・ボーイズ・オーケストラ、53年に改名してリオ・リンド・オーケストラ、その後、ウェスターン・トッパーズといったホーンズやエレキギターを主体としたアギディボ(大型ボックスによる低音親指ピアノの呼称、もしくはそのアギディボを擁するヨルバの音楽スタイル〜次第にジュジュに吸収さてれ行った)系のバンドを率いました。60年代になるとその音楽性はジュジュ色を備えたハイライフ・スタイルへ、そして70年代以降もクラヴィネットやヴィブラフォン等を導入した独自なハイライフ路線を貫き活動を続けました。作曲家であり哲学者、と呼ばれることもあったアデオル・アキサニヤだそうですが、そう言われてみれば、何となく、その音楽は常に芳醇なリズム感を保ちながらも、どこか創意ある立ち振舞を感じさせるもの。アインデ・バカレともIKダイロとも、あるいはヴィクター・オライヤとも違うジュジュ〜ナイジェリアン・ハイライフの重要人物であることは確かですね、この機会に是非!

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