CHALINO SANCHEZ / 15 EXITOS 15


CHALINO-SANCHEZメキシコ、クリアカン(ドラッグウォーで有名な土地柄)出身のナルココリード(チカーノ系ギャングスタラップのルーツにして、アコーディオン使いのワルツやポルカで歌われる定型詩バラッド〜メキシカン・コリードのサブジャンル)シーンにおける伝説の自作自演男性歌手、チャリーノ・サンチェス(1960-1992)のベスト盤です。で、チャリーノは6歳の時、父親が亡くなった後、姉をレイプしたギャングを殺害、カリフォルニアへ一人逃げたそうです(自分が知る限りそういう過去を持つ音楽家はあまりいません…)。メキシコUS国境地帯へ流れて成人して後、テックスメックス(ノルテーニョ)コンフントで歌い始め頭角をあらわし、大いに人気を得ることに。その歌は常に叙事詩的?誰々が何処々々で何々でもめて撃ちあい死んだとか、殺したとか、事実に即した歌が彼を有名にしたそうです(ナルココリードとはそういう歌を指すそうです)。そんな人気のさなか、32歳の時に国境地帯のナイトクラブで歌っていたある夜、ま、何かでもめたんでしょう、ギャング達に銃で狙撃されますが、すぐさま自分の銃を抜き反撃、で、二人の男をチャリーノは撃ち殺します(銃で撃たれて逝った歌い手は数多くいますが、自分が知る限り、銃を撃ち返した歌い手は、ルネス・マトゥーヴとこのチャリーノ・サンチェスだけです。銃撃戦の理由はかなり違いますが、事実としてそうです。マトゥーブはその銃撃戦で亡くなってしまいましたが…)。ほどなくして故郷のクリアカンに戻ったある日、チャリーノは警察を名乗る男達に連行されますが、その翌朝、後頭部を銃で撃ち抜かれた遺体が発見されたということです。う〜ん、なんとも壮絶な人生を歩まざる得なかった男と見受けます。けれど、それにもかかわらず、何かの成り行きだったかも 知れませんが、なぜ歌を作り歌う人生を選んだのか、その辺の事情を知りたいような気もします。
それにしても、どこか捨てバチな放り投げるようなその歌い口、伝統的なコリードらしい哀愁表現とある程度歩調を合わせながらも、デスペラードな雰囲気がぬぐい切れずにつきまといます。そこらへん、個人的にはアンダーグラウンドな初期レベーティカあたりに親近性を感じたりもするんですが…(コジツケ?)。

1. Nieves De Enero  2. Los Chismes  3. Carta De Luto  4. A Todo Sinaloa  5. Florita Del Alma  6. El Pavido Navido  7. Me Persigue Tu Sombra   8. Cuatro Espadas   9. Alma Enamorada  10. Corazoncito Tirano  11. Prenda Del Alma  12. Una Tard  13. Maria De La Luz  14. El Navegante  15. Nocturno A Rosario




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CHALINO1993

<CHUYITA BELTRAN (1993 RELEASE) KIMO’S MUSIC CD ¥1850〜在庫あり

1.Lucero Negro  2.Pescadores de Ensenada  3.Lucas León  4.Regulo Sanchez  5.Loreto Mendoza  6. Clavel de Primavera  7.Luis Aguirre  8. El Indio Sánchez  9.El Contrabandista  10. Chuyita Beltran

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