CANTOAMERICA / VIENTOS DE CARIBE

canto-america-papayaコスタリカのアフロ系音楽を追求するカントアメリカ!1980年結成、30年以上聴衆を楽しませてきたグループです。リーダーのマヌエル・モネステルは音楽学者でもありコスタリカのカリブ海側の都市リモンのカリプソを研究してきました。本作でも、リスペクトを込めてウォルター・ファーガソンらコスタリカのカリプソの先人達の曲もレパートリーにしており、13曲中5曲がファーガソンの作品です。モネステルの自作曲は小粋なサルサが多く、彼の透明感のある低めの歌声に合ってエレガントです。カリプソではバンジョーなどが入りパーカッションは軽めでユーモアたっぷりな演奏、サルサではビートの効いたパーカッション、トロンボーンが活躍しダンサブルなサウンドを繰り広げます。
1982年に出たファーストと続くセカンド・アルバムはメキシコのペンタグラマから出ていることから伺えるように、モネステルは、ヌエバ・カンシオン系のアーティストとして、ニカラグアのルイス・エンリケ・メヒア・ゴドイやアルゼンチンのルベン・パグアらと活動を共にしてきた人です。その感じがヒッピーぽい外見と歌い方に良く出ていて、ノリに中庸感があります。よく言えばとても聞きやすく、悪く言えばノリノリではない、というところですが、高速回転のようなサルサが苦手でほどよく踊りたい方にはオススメです。アルバム・タイトルの「カリブの風」のように心地よいメロディが楽しめます。
(以上、サプライヤーインフォより)
>試聴可!

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