キューバの国営エグレム・レーベルがその膨大な録音群の中から、ほぼ未発表のライヴ音源を掘り起こしていく、真のキューバ音楽ファンには涙ものの『キューバ、ライヴ・コレクション』シリーズの中の１枚。
２度の来日を通して日本のラテン・ファンにもお馴染みのデュオ、ロス・コンパドレス。結成当初は、ブエナ・ビスタでお馴染みコンパイ・セグンドが参加していた（1946年から1950年まで）ことでも有名です。人気が上がったのは、コンパイ・セグンドからレイナルド・イエレスエロにメンバーチェンジしてからで、兄の巨匠ロレンソと兄弟コンビで、キューバのみならず世界中を演奏して回りました。
本ＣＤは、彼らの絶頂期ともいえる1979年に、ハバナのベジャ・アルテで行われたコンサートの模様を納めたものです。1979年といえば、彼らが再来日し半年ほど滞在した1974-75年の後で、来日公演のすばらしさを知る人にとっては懐かしく、また知らない人にとっては聞き伝えられる素晴らしいパフォーマンスを体験できる、まさに貴重且つ嬉しいＣＤ化だといえます。
トローバ時代からソン誕生を体験した、サンティアーゴ・デ・クーバ近辺のもののみが出せるリズム～グルーヴと歌のコク、ハーモニーの美しさを２人の声とギターだけで体現した、とにかく素晴らしいパフォーマンスがギッシリ70分以上詰まっています。
（サプライヤーインフォより）

曲目表：
1. Presentacion del concierto 0:15
2. Un paraiso es mi Cuba 3:39
3. Cantando mi son yo me muero 3:21
4. Siempre en mi corazon 3:37
5. El tio y el Toa 3:23
6. Murmullo 3:56
7. Se acabaran los bohios 5:25
8. Hay un run run 4:22
9. Injusta duda 3:29
10. La bayamesa 3:59
11. Rita la caimana 3:55
12. Descripcion de la rumba 6:35
13. Nosotros 3:47
14. Como cambian los tiempos 4:58
15. El chivo de Santa Fe 3:39
16. Ven, porque te quiero 3:19
17. No quiero llanto 11:55

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます。