SEVVAL SAM / KARADENIZ


sevval-sam082006年のファーストでは伝統的なスタイルでトルコ古典歌謡の数々を歌い、07年のセカンド作ではUKのユニット、アップ・バスル&アウトとともにイスタンブール・メイドのミクスチュアー/クラブ・ミュージックを作り上げた才女、シェヴァル・サムの08年作が登場です。順調な新譜リリースぶりからして、現地トルコでの支持の高さもうかがえるわけですが、この08年作では、黒海沿岸の民謡に挑戦!ファーストのアコースティックな伝統路線に戻りながらも、透明な哀愁に彩られた奥行きのようなものも感じさせる作となっています。女優であるシェヴァル嬢、出演したドラマでは黒海の娘を演じた当たり役もあるそうですから、これは、トルコの人々にとっては出るべくして出た新作ということになるんでしょう。また、去年、惜しくも亡くなってしまった黒海ルーツの男性SSW=キャズム・コユンジュ作品のミックス&シェヴァルとのデュオも収録されているのも嬉しいところ。とにかく、トルコ的な弦アンサブルの中、癖のないシェヴァルのヴォイスが堪能できる作となりました。オススメできます。

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