マーサ・フリンヅィラ、随分ヴェテランという感じがする貫禄あるお見かけですが、実はサード・アルバム~1972年生まれだそうですから、まだ40歳(もう40歳?)の女優兼舞台演劇講師兼ライカ系女性歌手ということになります。これまで数々の舞台女優をつとめたほか、ハリス・アレクシーウ、エレフセリア・アルヴァニターキ、マリア・ファランドゥーリほかの女声コーラスもつとめたて来たそうです。なので、キャリア的にはヴェテランかも知れませんが…、そういうことはともかく、このCD、ホントいい感じの湯加で、トラッド&ライカ&POPが入り混じり、お見かけよりもやや透明で、レベーティカ風味も感じさせるマーサ嬢の歌い口が、なんとも気持ち良くこなれて、アコースティックなバックに溶け込んで行くのでした。ジャケに写っている隣の男性がアレンジャー&作詞作曲家のセモス・スカンダーミスで、ジャケ写からも、イイ感じのチームワークが見て取れます。
1 Της Νύχτας Και Της Αυγής
2 Λεπτομέρεια
3 Έχει Η Θάλασσα Καράβια
4 Αύγουστος Στην Αθήνα
5 Μην Το Λυπάσαι
6 Χαίρεται Ο Κόσμος Και Γλεντά
7 Πόλεμος Χαρακωμάτων
8 Βρέχει (Κι Ας Μη Βρέχει)
9 Προσευχή
10 Όνειρο