JESUS VASQUEZ / LA REYNA Y SENORA


jesus-vasquez10年の4月に齢89才で亡くなってしまった~バルス・ペルアーノの最初のスター女性歌手(1939年リマでラジオ・デビュー)、ヘスース・バスケスの新譜/追悼復刻コレクションCDが届きました!…未だペルーに自前のレコード・スタジオがなかった1940~50年代初頭、ペルーならではのバルス(=ワルツ)をブエノスアイレスでSP録音し、ブエノスはもちろん、メキシコシティー、そして南米各地はもとより、NY、パリにまで足を伸ばし公演旅行を行い、広く人気を博したペルーを代表する女性歌手でした(ヘスースならではのサラッとした哀愁味をたたえたリズミカルな歌い口は、1950年代以降、やはり南米/北米、そして日本でも人気を博すことになるメキシカン・ボレーロの女性スター、ビルヒニア・ロペスの歌声に似ているかも…)。~少し遅れてハリウッド入りし、北米で人気を博したペルー出身の女性歌手、エキゾの女王イマ・スマックとは対極的な女性歌手と言えるでしょうか。かたくなにワルツ/クリオージャ歌謡を歌い続け、ペルー/コスタの音楽ならではの歌心を、20世紀を通して保ち続けた素晴らしい歌い手でした。 そんなヘスースの初期SP録音6曲と、1986年の晩年の代表アルバムから12曲をコンパイルしたこのCD全18曲、とりあえず、バルス・ペルアーノを代表する女性歌手のCDとしてオススメしたいと思います。初期録音の素晴らしさはいわずもがな、後年の録音しにても(ピアノ&ギターを中心とした伴奏もOK)、全く変わらず衰えることなく、素晴らしいバルスを瑞々しい発声で歌い続けていたことを確認できるCDということになります。

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